2024.9.4
今月のトピックス Vol.29 【根本的に子宮頸がんを予防するためには】
原因は男性?子宮頸がんのリスクを排除~パートナーのためにできること~
美容医療の最新の話題をお伝えする「今月のトピックス」。今回は、男性に考えてほしい、パートナーの病気リスクについてのお話しです。
現在、小学6年生から高校1年生までの女子を対象に子宮頸がんワクチンの定期接種が行われています。子宮頸がんは、子宮の入り口あたりの頸部にできるがんで、皮膚や粘膜にある細胞にHPV(ヒトパピローマウイルス)が感染して発症します。ただし感染して発症するまでに5~10年の潜伏期間があるとされており、10代、20代で感染して発症が30代や40代ということも少なくありません。
この感染のほとんどは、HPVを持つ男性との性交渉によるものです。HPVが原因で女性だけでなく男性同士のカップルなど、咽頭、肛門、陰茎にできるがんにも起因しているといわれています。
パートナーの健康のために男性が気を付ける
パートナーの子宮頸がん、さらに咽頭、肛門、陰茎のがんを予防するためには、まず、男性がご自分のペニスを清潔に保つことが大切です。子宮頸がんの女性が、多くの男性との性交渉を持ったから発症したという誤った情報で傷ついてしまうことがあります。発症リスクは、結婚などで特定の男性と性交渉を持つ場合にもあるのです。
つまり、パートナーの男性がHPVを持っているかもしれないということです。清潔にしたくてもできない男性が包茎だった場合、皮をかぶったままのペニスは恥垢や汚れがたまりやすく、細菌が臭いのもとにもなり不潔です。ご自身は、がんを発症しませんが、パートナーや、これからパートナーになる方のために包茎手術を考えてみませんか。そのほかの性病リスクも軽減できます。
包茎の種類
- 1.仮性包茎
日本人の70%が仮性包茎だと言われています。普段は亀頭部分が皮におおわれていて、勃起すると亀頭が露出します。皮がだぶついていて、露出しない場合もあります。 - 2.真性包茎
包皮が亀頭をおおっており、皮を根元に引っ張っても亀頭が露出しません。勃起時にも亀頭が露出せず、包皮が突っ張って痛みを伴うこともあります。 - 3.嵌頓(かんとん)包茎
包皮がある程度開いていて亀頭の一部が露出していますが、亀頭冠(カリ部分)を越えて露出しません。
こんな方におススメ
- ·恥垢がたまって臭い
- ·亀頭が炎症を起こしてしまう
- ·勃起障害、射精障害がある
- ·亀頭部の陰茎がんが心配
- ·性病リスクが心配
- ·仮性包茎で炎症を繰り返し、嵌頓包茎になりそう
- ·尿が飛び散る
- ·早漏
- ·コンドームが外れやすい
- ·挿入時に痛い
- ·パートナーの子宮頸がんが心配
パートナーの健康だけでなく、ご自身の健康と自信につながります。
宮崎県は昨年度、子宮頸がんの罹患率が国内で一番高いという調査結果がありました。そこで行政が、さまざまな広告を使ってワクチン接種を呼び掛けていますが、ワクチン接種で子宮頸がんを予防できるのは、性交渉未経験の女性だけです。すでに男性と性交渉を持ち、HPVに感染した女性には役立ちません。
そこでぜひ、発生源である男性側に気にかけていただきたいのです。男性のシンボルであるペニスを清潔に保つことは、パートナーの健康だけでなく、ご自身の健康と自信につながります。コムロオリジナルの包茎手術は手術跡が目立ちません。あなたの素晴らしいセックスライフを、美しく自然な仕上がりのコムロオリジナルの包茎手術で応援します。手術内容について、詳しくは次回をお楽しみに!