今月のトピックス Vol.23 【二重瞼施術法】 あなたが理想とする美しいひとみのために

美容医療の最新の話題をお伝えする「今月のトピックス」。今回は、これまでご紹介してきた二重まぶたの施術法をまとめました。一般的な埋没法も当クリニック独自の施術方法を用いるなど概要をご紹介しますので参考にしてみてください。

 

1・埋没法(パラレルクイック法)

二重の予定ライン上のいくつかのポイントを糸でとめる方法です。埋没法は二重まぶたの手術としては一般的な方法でメスを使わずに行うため「プチ整形」と言えます。簡単にご説明すると、上まぶたの表側と裏側を糸で縫合し、結び目を皮膚の下に埋め込むという施術です。当クリニックは埋没法に独自の工夫をしたパラレルクイック法で行っています。1本の糸を使用してループ形成を行うため一切の術後障害を起こさず腫れもほとんどありません。

●パラレルクイック法の最大メリット

  1. ・兎に角、腫れない。テレビ中継で実証済み。
  2. ・自分好みのラインが出来る。

 

●埋没法のデメリット

  1. ・二重まぶたの持続期間に個人差がある。
  2. ・ブラインドで埋没糸を掛けるので毛細血管に当たると腫れる。

 

2・小切開ミニマムカット法

埋没法が取れやすい方に最適な手術方法です。
二重の予定ライン上の中央部分1cmほどを切開して、二重ラインとまつ毛の間の瞼板前組織を除去することにより癒着が起こり、半永久的に二重ラインが維持され、とてもすっきりとした二重ラインを作ることができます。

 

3・微小切開マイクロカット法

まぶたが腫れぼったく脂肪が多い方、埋没法だけでは対応できない方におススメの方法です。二重ライン上の目尻側より1mmほど切開して脂肪を除去してパラレルクイック法で埋没します。創部は縫ったりはしません。脂肪除去には特殊なピンセットを使用します。埋没法に脂肪除去をプラスしてスッキリしたラインを作ることができます。

 

4・上眼瞼切開

たるんだ上まぶたの余剰な皮膚を二重ラインの上側で切除し縫い合わせます。抜糸のあとはスッキリとしたラインが完成します。

●上眼瞼切開で最も重要なこと

・皮膚を切除するので、医師の経験と技術、そして何よりセンスが必要です。

 

5・眉下切開

たるんだ上まぶたをスッキリさせるため、眉の下側を切開して眉毛に沿って縫合し、皮膚を引き上げます。もともと二重の方で加齢などによってまぶたが下がり、瞳が重く見える方におススメです。

 

6・上眼瞼脂肪注入

上まぶたが加齢などでくぼんで暗い印象や貧相なイメージの目元になってしまった方に、ご自分の脂肪を注入してハリを蘇らせます。おなかなどから吸引した脂肪を、遠心分離器にかけ脂肪幹細胞を採り出します。これは再生医療に用いる方法で、脂肪だけを注入するといずれは体内に吸収されてしまいますが、脂肪と一緒に脂肪幹細胞を注入すると体内に定着します。ふっくらとした自然なハリのある目元に整えていきます。

 

7・眼瞼下垂

眼瞼下垂というと加齢によるもの、年齢を重ねた方の症状だと思われがちですが、そうではありません。若い方でもまぶたが腫れぼったく、垂れてしまっている方がいます。遺伝の場合もありますが、日本人の約7割の方が眼瞼下垂だという調査研究もあるので決して珍しい症状ではありません。眼瞼下垂は、まぶたを挙げる筋肉である眼瞼挙筋が伸びたことで起きる症状です。その眼瞼挙筋を折りたたむというコムロクリニック独自の方法で行います。切除を行わないことで腫れもなく、きれいな仕上がりになります。眼瞼下垂の手術は眼科で保険内診療が可能です。ただし保険内診療の場合、審美的な部分に対応することができません。これは厚労省により禁止されており、仕方がないことです。その点、美容外科は違います。眼瞼下垂から派生する、肩こり、頭痛などの体の不調を改善することはもちろんですが、患者様のお顔を美しく整えることを大事にしています。片方だけの瞳を施術する患者様もいらっしゃいます。患者様のお顔のバランスを見て、整えることができるのは美容外科だからこそです。
※眼瞼下垂の施術は患者様が個人で加入されている医療保険で対応できる場合があります。眼瞼下垂の施術をご希望の患者様はぜひ医療保険の内容をご確認ください。

 


 

●全ての施術に関するリスク

  • ●手術中の感染がゼロではありません。手術後の傷あとからの感染、合併症の可能性があります。
  • ●術後出血、傷口が開くなどの可能性があります。
  • ●ドクターの経験や技術、センスが必要です。

 


 

施術方法は、カウンセリング時に状態やご希望をお聞きして患者様に合うものをご提案します。その際、今回ご紹介した施術方法を組み合わせるなど患者様のご希望に沿うようにお話ししますので、ご希望、ご心配なことは遠慮なくお伝えください。

これからもさまざまな施術をご紹介します。ぜひ、参考になさってください。